ある夜、なんとなく観始めたら終わるまで身体が動かなかった。自宅でエステのサロンを開いている若妻という設定だけで、すでに背徳の下地ができている。自分の生活空間に他人を招き入れるという行為そのものが、関係の線引きを曖昧にするからだ。
小坂七香
「あれ、小坂七香ちゃん、こんなに無表情だったっけ?」と冒頭から驚かされる。